シンオウダービー使用構築[最終レート1809 26位]
たっつんです。
今回は先日行われたシンオウダービーで使用したPTを紹介します。
シンオウダービーは、ダイヤモンドパールまでに登場したポケモンが出場可能というルールの大会で、ポケモン初の世界大会「the 2008 Video Game Showdown」と同様のレギュレーションでした。(レベル50を超えているカイリュー、バンギラス、ヒードランは使用不可)
戦績は26-4で1809 26位でした。途中まで18-0で絶好調でしたがそこから1勝1敗を繰り返し、レートが1720まで下がり、その後連勝して1800台にのせることができました。
ではPT紹介です。(サブロムなので英語表記)
大会用に調整する時間がなくボックスにいるポケモンでPTを組んだため、努力値配分については大会に適しているものではありません。
・サンダー@オボンのみ
特性:プレッシャー 性格:おくびょう
実数値:191(208)-*-114(72)-161(124)-110-146(100)
*使用個体はHAB30、CDSVでめざめるパワーこおりです。
技:10まんボルト/めざめるパワー/おいかぜ/はねやすめ
このサンダーは2年前にポケモン対戦を始める際に友人から借りた乱数産です。配分についてはXYシーズン6のスペシャルレート(上位禁止ダブル)の際に考えたものです。Sを最速80族抜きにし、HとCにそこそこ振った中途半端な耐久と火力を持ち合わせたものになっています。今回はガブリアスが使えるルールのため、めざ氷がほしかったという理由で採用しました。中途半端にCに振ったおかげで無振りガブリアスに対してめざ氷が76.5%~91.8%はいるためマリルリのアクアジェット等と合わせて楽に処理できました。
特性:ちからもち 性格:いじっぱり
実数値:206(244)-112(252)-100-*-110-72(12)
S4振りのマリルリを意識して12振り、残りをHAに振ったシンプルな配分です。持ち物はオボンがとられていたためチョッキにしました。このルールのマリルリはとても強く、対策を考えていましたが「自分もマリルリを採用しよう」ということになりました。はたきおとすがクレセリアを中心にささっていたためチョッキ型で正解でした。
トノルンパに対して強気で出られるのも良かったです。
特性:テクニシャン 性格:いじっぱり
実数値:135-200(252)-101(4)-*-80-122(252)
技:マッハパンチ/キノコのほうし/タネマシンガン/まもる
雨PT対策とキノコのほうし、マッハパンチの強さから採用。今大会でも大活躍でした。
・ラティオス@こだわりメガネ
特性:ふゆう 性格:おくびょう
実数値:151(4)-*-100-182(252)-130-178(252)
*使用個体はH22BCDSVでした。
技:サイコキネシス/りゅうせいぐん/シャドーボール/れいとうビーム
ようやくラティオスを採用してそこそこの結果を残すことができました。メガラティオスをよく使っていたため、メガネ型を使う自信はなかったのですがタスキも珠も取られているためメガネで一撃入れて横のポケモンに処理してもらう事を考えて採用しました。実際に控えに選出することが多くフィニッシャーになってくれました。技についてはクレセリアやメタグロスを意識したシャドーボールを採用、れいとうビームは誰にうつのでしょうか・・・10まんボルトやエナジーボールでよかったです。
・マニューラ@いのちのたま
特性:プレッシャー 性格:ようき
実数値:146(4)-172(252)-85-*-105-194(252)
今大会のMVPです。命の珠を持つことでつららおとしでほとんどのサンダーを確定1発で落とすことが出来ます。また、はたきおとすのダメージ量は大きく、次の先制技県内に持ち込むことが出来ました。こおりのつぶては相手のキノガッサやハッサムなどの先制技より先にうてるため、重宝していました。
・ガブリアス@ヤチェのみ
特性:さめはだ 性格:ようき
実数値:185(12)-176(204)-116(4)-*-110(36)-169(252)
技:いわなだれ/じしん/ドラゴンクロー/まもる
PTのコンセプトがラティオスとガブリアス、最強ドラゴン2匹を採用すれば負け要素なし!だったのですが、残念ながらガブリアスを選出することは一度もありませんでした。ほとんどの対戦相手がガブリアスに厚い構築で、ヤチェのみを持っていたとしてもとても出せそうにない状況でした。見せポケモンとしては良い役割をしてくれたかもしれません。配分はWCS2014で2位だったJeudy Azzarelli 選手が当時使用したものと同じです。いのちのたま前提の配分なのでヤチェのみ持ちならAS252で問題ないです。
基本選出
マニューラ+キノガッサが先発で控えがサンダー、ラティオス、マリルリの中から2匹。30戦中26回がこの選出パターンでした。またラティオス+マリルリが控えのパターンが一番多かったです。意外と追い風を必要とする場面が少なく、雨PT相手にもサンダーを選出しないことがありました。
猫騙し+キノコの胞子で処理が難しい方を眠らせることが多かったですが、キノコの胞子はマニューラとキノガッサの攻撃で相手のポケモンを倒せる状況でも、あえて場に残す形で使用することも多かったです。特に雨PTのニョロトノに対してはタネマシンガンを打たず、キノコの胞子をすることで相手が控えのポケモンを出せない状況を作り出していました。
1700台の相手は雨PTが多く、トノルンパに対してもマニュガッサを出していました。ニョロトノがスカーフを持っていた場合はマニューラのプレッシャーで判定可能で、ほぼ100%なみのりを選択しキノガッサに集中して落としにくるのでキノガッサは守るを選択しマニューラははたきおとすをルンパッパに打っていました。この選択がささることが多く、ニョロトノを倒さずになみのりで固定させて控えのマリルリとラティオスで詰める形がよくありました。
またマリルリとキノガッサとマニューラが先制技を持っているため、マニューラのはたきおとす等高火力技が一度通ればファストガードがほとんど採用されない今回の環境では先制技で相手を縛る事が出来ました。キノガッサミラーもマニューラのこおりのつぶて+キノガッサにマッハパンチで落とせるので相手のキノガッサに苦戦することはなかったです。
一番きついポケモンがハッサムです。ハッサムは全力で集中攻撃をかけて倒しに行きました。幸い今回対戦したハッサムはラム持ちが少なく、キノガッサで眠らせてから処理するパターンが多かったです。また相手のハッサムはマニューラをバレットパンチで落としにくるため、サンダー等に交代することが多かったです。相手からしたら命の珠マニューラは真っ先に倒したい対象であるため、バレパン読み交代はよく決まりました。
今大会の環境は催眠対策のラムや神秘持ちが少なくキノガッサがとてもささりました。またこちらのキノガッサマニューラに対しサンダーで熱風を選択してくる人が多かったのですが、ほとんどが耐久サンダーであるため珠マニューラも熱風を耐えられたことからあまり脅威に感じませんでした。晴れPTやハッサム入りの相手には結局択を迫られることが多かったですが、マニュガッサという先発はとても強力でした。
久々の制限ダブルの大会で良い結果が残せて満足しています。
拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!
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