Alternation Battle使用構築[21勝4敗 最終レート1726]
たっつんです。
今回は11月13日から3日間行われたインターネット大会、「Alternation Battle」の使用構築を紹介します。
今回のルールはシーズン11 スペシャルレートのように使用率の高いポケモンが参加できない特殊ルールです。詳細は以下の通りです。
2015年に開催されたダブルバトルのインターネット大会でポケモンランキングにランクインした、フシギバナ、リザードン、ピカチュウ、ゲンガー、ガルーラ、サンダース、ランターン、デンリュウ、スイクン、バンギラス、ルンパッパ、サーナイト、クチート、ライボルト、ボーマンダ、レントラー、ガブリアス、エレキブル、ロトム、ヒードラン、クレセリア、エモンガ、モロバレル、デンチュラ、シビルドン、マッギョ、キリキザン、サザンドラ、テラキオン、ボルトロス、ランドロス、ゲッコウガ、ファイアロー、ギルガルド、エレザード、ニンフィア、は使用できません。(Pokemon Global Linkより)
シーズン11スペレと比較すると使用禁止ポケモンが更に増えています。スイクンやサザンドラが使えないのはかなりの痛手でした。今回はインターネット大会ということもあり、参加者はスペレより増え、パーティの準備が楽な雨軸(トノグドラ)や前回大活躍だったメガメタグロスを使用する人が多いと予想しました。それらの構築と戦う事を視野にいれつつ、どんな相手ともまともに戦えるスタンパーティを使用することに決めました。
しかし実際にはドーブルやとくせい「いたずらごころ」のポケモンとのマッチング率が高く、環境を読み間違えました。マッチング運などもあると思いますが、メガメタグロスは思っていたよりいませんでした。また、最終日に回線不調があり夕方から参加したため、終盤は対戦相手が少なくなってきてしまったので5試合を残して終えました。残念。回線が落ちついてきた夕方以降とはいえ大会参加中、接続切れを2回程起こしましたが幸い負け確定の試合が殆どでした。
ではPT紹介です。PGLの画像便利ですね。
育成する時間がなかったため、配分はシーズン11スペレや全国ダブルを意識したものを使いまわしています。後日解説の追記をするかもしれません。ライコウ、メガメタグロス、ズルズキンは前の記事でも解説しています。
シーズン11 スペシャルレート使用構築[最高レート1803] - たっつんのポケモンメモ
(追記)努力値配分について少し解説を書き足しました。
・サンダー@タラプのみ
特性:プレッシャー 性格:おだやか
実数値:196(248)-*-120(116)-146(8)-133(84)-127(52)
*使用個体はH30C30、BDSVでめざめるパワー草です。
この穏やかサンダーはパメラさんの配分を参考にさせていただきました。サザンドラのメガネりゅうせいぐん耐えなど、かつての上位禁止ダブルを意識した配分ですが、今回はタラプの実を持たせ、さらにPTにも威嚇枠(ズルズキン)がいるので中途半端に調整を変えず、1ターンでも多く生き残ってもらえるよう高耐久の配分で採用しました。改めてこのサンダーの強さが実感できました。以下に参考記事を載せます。参考にした事を記載する許可を快くしてくださったパメラさん、ありがとうございました!
シーズン6スペシャルレート スタンダードパーティ - パメラのパラメ(配分)とか書くとこ
・ライコウ@オボンのみ
特性:プレッシャー 性格:おくびょう
実数値:195(236)-*-96(4)-137(12)-121(4)-183(252)
*上の実数値は理想個体のものです。使用個体はB30です
電磁波とバークアウトで相手を邪魔し、マリルリに圧力をかける電気枠です。相手を邪魔するサポートポケモンなので素早さは最速で残りは耐久に回しています(殆どHS)。
・エンテイ@たべのこし
特性:プレッシャー 性格:ようき
実数値:193(20)-143(84)-112(52)-*-107(100)-167(252)
*使用個体はA25D30、HBSVです。
こちらも聖なる炎とバークアウトを上から当てたいのでライコウと同じく最速にしています。全国ダブル用の配分ではあるのですが(Bは陽気メガガルーラの捨て身タックル耐え)、エンテイは威嚇を入れられても場に居座り続ける機会が多いのでAにも少し振り、低めのDにも厚めに振りました。HPは身代わり残飯型なので16n+1、さらにムクホークのいのちがけ(最大192ダメージ)確定耐えです。
特性:テクニシャン 性格:いじっぱり
実数値:135-200(252)-101(4)-*-80-122(252)
火力を重視していじっぱりASです。タネマシンガンの回数という若干の運要素がありますが、メガメタグロスのバレパン圏内まで削ってくれることがほとんどだったので2回しか当たらなくても十分でした。
特性:クリアボディ→かたいツメ 性格:いじっぱり
実数値:175(156)-194(92)-171(4)-*-140(76)-153(180)
前回と同様の配分なのでサザンドラの悪の波動を意識したものになっていますが、相手のメガメタグロス対策のトリトドンやニドキング、ニドクイン、フライゴンなどから大地の力を受ける機会を想定してこの配分で採用しました。実際には大地の力を受けることはほとんどなかったのですが、サンダーの熱風を2耐えしてくれました。計算してみたところ、火力アイテムなしのサンダーであればほぼ確実に2耐えでした(C↑252だと0.39%の乱数2発)、さすがです。
・ズルズキン@とつげきチョッキ
特性:いかく 性格:いじっぱり
実数値:172(252)-156(252)-135-*-135-79(4)
今大会でもS4振りズルズキンは全てのズルズキンミラーで先制してくれたので、上から猫騙しを打てました。しかしHP満タン状態でドレインパンチを打つ場合は後攻の方が有利なので注意が必要です。
シーズン11スペレ同様にメガメタグロス軸です。上位禁止ダブル最強のメガ枠だと考えています。
サンダーとライコウの両立によってマリルリはあまり選出されなかったので、エンテイやズルズキンが動かしやすかったです。また、一見リスキーではありますが、相手からすれば高耐久の電気ポケモンが2体いるというのは戦いづらかったと思います。実際に電磁波展開、追い風展開のどちらでも強い電気ポケモンを選出していけるので残りの3匹の選出も決めやすかったです。またカバドリュは今大会には殆どいないとみて、このような構築にしました。1回だけ当たりましたがキノガッサやズルズキンのおかげでなんとか勝つことができました。
エンテイは相手の雨対策枠にいるであろうナットレイを意識して採用しました。聖なる炎の火傷や身代わりによって場持ちもよく、相手をかきまわしてくれました
今大会のMVPはキノガッサです。ほぼ全ての試合で選出しました。雨PTが流行ると予想し、メガラグラージや呼び水のトリトドンと戦う可能性が高かったため採用しましたが、雨以外の相手にも活躍してくれました。トリルPT相手には上から胞子を当てられ、相手の2体のうちどちらかのSを抜いていれば、襷で耐えて胞子を打てるので挑発の飛んできにくい今大会にはささっていました。立ち回りのコツとしては襷を大事にし、なるべく集中攻撃を受けないように意識することです。また、相手の2体がどちらもキノガッサより速いという状況は作らないように立ち回る事でキノガッサを動かしやすかったです。さらにバシャーモやウインディなどからフレアドライブをくらい、反動ダメージ+マッハパンチで倒すことも数回ありました。
逆に今回の構築の反省点はサンダーの技構成です。タラプの実によって特殊型の相手はサンダーを突破できない状況を作り出すことはできたのですが、キノガッサが倒されてもメガラグラージやトリトドンで詰まないためにめざめるパワー(草)を採用してしまいました。どう考えてもどくどくで良かったです。どくどくだったら勝てた試合が2試合あったので、考察の詰めの甘さが出てしまいました。逆にめざ草のおかげで勝てた試合は1試合のみでした・・・。
基本的にはサンダーorライコウ+エンテイorズルズキン先発で、後発にメタグロスとキノガッサでした。上から胞子を打ちやすい時やささっているときはキノガッサを先発に出しましたが、試合中盤以降に登場する襷キノガッサは処理されにくくガンガン攻めることが出来るため、なるべく控えに入れてしました。
30戦やりきれなかったことは後悔していますが、戦績と構築については満足しています。またこのようなルールでダブルバトルがしたいです。
久々のブログ更新でした。拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!
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