たっつんのポケモンメモ

主にダブルバトルの構築、考察について書こうと思います

シーズン14 スペシャルレート(GS) 1800達成構築

たっつんです。

久しぶりの構築紹介はWCS2016のルールであるGSルール(伝説ポケモンが2匹使用可能)のPTです。

 

スペシャルレートで1800を超えた(3/4時点でレート1809、176位)構築を紹介します。 今となっては1800超えも上位とは言えないのですが、全国ダブルの時から苦しめられている構築を使ってみた結果なので使用感などを書いてみようと思います。

 

ではPT紹介です。調整などは特にしていないので技と持ち物、戦法を中心に書きます。

 

 

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カイオーガ@あいいろのたま

こんげんのはどう/れいとうビーム/かみなり/まもる

 

レックウザ@いのちのたま

ガリョウテンセイ/しんそく/たきのぼり/まもる

 

ボルトロス(けしんフォルム)@オボンのみ

いばる/でんじは/ちょうはつ/10まんボルト

 

ランドロス(れいじゅうフォルム)@こだわりスカーフ

いわなだれ/じしん/とんぼがえり/ばかぢから

 

ゴウカザルきあいのタスキ

インファイト/オーバーヒート/ねこだまし/ちょうはつ

 

ファイアロー@こだわりハチマキ

ブレイブバード/フレアドライブ/とんぼがえり/ねごと

 

 

 威張る、電磁波、岩雪崩を積極的に打つ構築です。このような構築を使う事となったのは色々な構築で対戦していても1500台の威張る電磁波連打構築に負けることが多く、対策を切るわけにはいかないと思ったのがきっかけです。試合結果等を全て記録したところ、ファイアロー以外の5匹は固定で1635から28勝15敗で1809まで上がりました。

 

 とても勝率が良いとは言えませんが、1700~1800台の相手には14勝5敗でした。この構築(威張る、電磁波、岩雪崩)はインターネット大会等では好成績を残すことは難しいですが、全国ダブルに比べて遥かに強いと思います。そしてGSルールはこのような構築に負けても「運負け」で片づけてはいけない環境でもあると思います。

 

 今回の構築はエルフーンの挑発、神秘の守りとドーブルのトリックガード以外は出来る限りの対策をしました。例えばゼルネアスファイアローの並びに対しこちらがボルトロスゴウカザルを出した場合はほぼ100%ファストガードとジオコントロールを選択されます。それに対しゴウカザルゼルネアスに挑発を打ち、ボルトロスファイアローに10万ボルトを打ちます。その後は電磁波や威張るをゼルネアスに当てれば、後は裏のカイオーガレックウザで押し切れます。ドーブルダークホールに限らず、このルールの状態異常技はとても強力です。

 

 主な選出パターンは先発ボルトロスランドロス、控えにカイオーガレックウザです。この選出が8割以上でした。対BIG6(グラードンゼルネアスガルーラボーマンダファイアロードーブル)は相手の先発がゼルネアスファイアローと予想した時はボルトロスゴウカザルを先発に、ゼルネアスドーブルと予想した時はボルトロスランドロスを先発にしていました。しかしドーブルがトリックガードを持っていた場合はお手上げ状態です。またランドロスは主に威嚇要員として考えていたので、威嚇が必要ない場合はゴウカザルファイアローを選出していました。カイオーガが1ターン目から出せそうな時はカイオーガボルトロスを先発にして相手の後ろにグラードンがいても水技を選択していました(裏にレックウザがいるため相手はグラードンを後投げしにくい)。

 

 負け試合のほとんどはトリックガード持ちのドーブルやメンタルハーブ持ちのドーブル猫騙しをきちんと1ターン目に選択してくるドーブルでした。ゼルネアスドーブルに対して安定する処理ルートが存在しないのがこの構築の一番の穴です(考察中)。また上のレート帯ではあまり見かけなかったのですが、マニューラがかなりきついです。さらに追い風やトリックルームが出来ないPTなので、カイオーガレックウザのミラーの時にボルトロスで上手く電磁波を入れられないと厳しい戦いになってしまいます。

 

 出し負けした場合やトリックルームPTに対しては麻痺、怯み、混乱を狙いに行きます。そのおかげで勝った試合は10試合程ありますが、逆に麻痺、怯み、混乱を引けずに負けた試合は2試合のみです。またメンタルハーブ警戒やなるべく攻撃を通されたくない相手には威張るから入っていました。単にボルトロスに頼るのではなく、裏に高火力のレックウザカイオーガが控えていることによって威張る電磁波の脅威が増します。

 

 対戦していて気になったのはトリックルーム軸のPTのトリックルーム役のメンタルハーブ所持率が以前に比べ低下している事です。この構築を使っている時は挑発を打ってメンタルハーブが発動して無償でトリックルームをされるのはまずいと思い、威張る岩雪崩を積極的にしていました。しかし試合中盤でオボン持ちが発覚したり、威張るに対しラムのみが発動(これはおそらくダークホール対策でしょう)することが多かったです。このルールで勝ち切るには運がもちろん必要ですが、それと同じくらいに状態異常対策やS操作を確実に決める工夫は必要だと思います。全ての対策をするなんて無理だとは思いますが、色々な勝ち筋を持つことが勝ちにつながるなと今回の構築を使うことで実感できました。この構築も不完全ではありますが、もう少し改善できると思います。

 

 僕自身、運で勝ってる気がしてあまり好きではない構築ですがそこそこ勝てることがわかった以上このような構築に負けないよう頑張りたいです。一番の対策はエルフーンの神秘の守りだと思います。

 

 

拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!

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